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川崎マネジメントオフィス

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2017-11-07 10:00:00

 職場の上司として部下から報告を受けたときに、報告の内容が事実と大きく乖離しているような場合がないでしょうか。「事実に反する」とまでは言いませんが、部下の感情や判断が混在していて、事実を過小や過大に評価したり、自らの責任を回避したりするような報告になっている場合です。そのため、このような報告を受けた上司が部下に対して、「嘘をつくな」とか「話が違う」などと叱責をしたり、部下を問い詰めたりしていると、対応が後手に回り、事態の本質を見失うことになってしまうのです。部下の報告には、事実を過小や過大にする表現や、責任を回避したいとの部下の思いが、満載されていることを前提にして、上司は部下から報告を受けることが重要なのです。そして、部下の報告をすべて鵜呑みにしたり、部下の報告による情報だけで判断をしたりすることに、大きなリスクが伴うことを十分に認識しなければならないのです。
 実際に、問題やトラブルなどが発生した場合には、初期対応としての「初動」が非常に重要になります。誤った「初動」は事態を悪化させ、被害や損失を拡大させて、取り返しのつかない事態に陥ることになります。上司として、日常的に受ける部下からの報告ではありますが、迅速な対応と的確な「初動」を実践するためには、自らの事実確認と実態把握に基づいた、上司としての責任ある判断と決断が求められることになるのです。