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2025-01-07 10:00:00

 現場対応者による初期対応においては、まずは誠意ある対応をし
つつ、状況を正確
に把握し、事実確認をする必要があります。ただ
し、顧客から暴力行為やセクハラ
行為を受けた場合は、すぐに現場
監督者に相談する等事案を引き継ぎ、一人で対応
しないようにする
ことが重要です。現場対応、電話でのクレーム対応のどちらにお

ても、以下の事項に留意しつつ、まずは顧客の主張を傾聴すること
が求められま
す。現場対応の場合は、不要なトラブルを避けるため、
初期対応の時点で、複数名
で対応することも必要です。

1.対象となる事実、事象を明確かつ限定的に謝罪する
  対象を明確にした上で限
定的に謝罪します。例えば、「この度は不快な思い
  をさせてしまい、誠に申
し訳ありません」といったように不快感を抱かせた
  ことに謝り、正確に状況
が把握できていない段階では、企業として非を認め
  たような発言をすること
は望ましくありません。非を認めて謝罪するのは、
  事実確認をして社内で判
断をしたときです。その際も、過失の程度に応じた
  謝罪をすることが望まし
いです。

2.状況を正確に把握する
  まずは、今後顧客と連絡が取れるように、顧客の名前
・住所・連絡先等の情
  報を得ます。次に、顧客が主張する内容を正確に把握
することが求められま
  す。顧客から話を聞く際には、途中で発言を遮ること
や反論はせず、まずは
  一通り事情を確認しましょう。相手の話をじっくり聞
くことで、顧客を落ち
  着かせることにも繋がります。一通り事情を確認した
後、顧客が話す内容に
  不明確なものがあれば確認をし、不足する情報があれ
ば追加で意見をもらい、
  顧客の勘違いがあれば正しい情報を提供します。ま
た、話を聞く際には、常
  に冷静に穏やかに対応しましょう。

3.現場監督者または相談窓口に情報共有する
  顧客から確認
した情報は、現場監督者または相談窓口対応者に共有します。
  相談対応者が
正確かつ迅速に状況を把握するため、現場対応者は顧客の要望
  のみならず、
出来るだけ事実関係を時系列で整理して報告することが望まれ
  ます。



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