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2023-07-14 10:00:00
リスクアセスメントとは、作業における危険性又は有害性を特定
し、それによる労働災害(健康障害を含む)の重篤度(被災の程度)
と、その災害が発生する可能性の度合いを組み合わせてリスクを見
積もり、そのリスクの大きさに基づいて対策の優先度を決めた上で、
リスクの除去又は低減の措置を検討し、その結果を記録する一連の
手法のことです。
リスクアセスメントによって検討された措置は、安全衛生計画に
盛り込み、計画的に実施する必要があり、その主な手順の流れは下
記となります。
① 職場に潜在するあらゆる危険性又は有害性を特定する。
② これらの危険性又は有害性ごとに、既存の予防措置による
災害防止効果を考慮のうえリスクの大きさを見積もる。
③ 見積もりに基づきリスクを低減するための優先度を設定し、
リスク低減対策の内容を検討する。
④ 優先度に対応したリスク低減措置を実施する。
⑤ リスクアセスメントの結果及び実施したリスク低減措置を
記録して、災害防止のノウハウを蓄積し、次回のリスクア
セスメントに利用する。